寒い季節に要注意!「命を守るヒートショック」対策
- a05m100
- 10月31日
- 読了時間: 3分

こんにちは!喜来です。 今年もいよいよ寒さが本格的になり、朝晩は特に冷え込む日が増えてきましたね。皆さま、体調を崩されてはいませんか?
私は半袖の服を卒業してジャケットを羽織ることで寒さにはなんとか耐えています!この寒い季節に私たちが特に気を付けていただきたいのが、「ヒートショック」です。特に高齢の方や、高血圧などの持病をお持ちの方は、冬場の急激な温度変化に注意が必要です。
朝や夜、浴室に入るときに「いやぁ・・・ひんやりしてきたな・・・」終えて出るとき「おっ・・・寒っ・・・」と小声が思わずでてしまいます。 このような寒暖差を感じることは危険ですので、今回はヒートショックの原因と、ご自宅で簡単にできる予防法についてお話しします。
命の危険も!ヒートショックが心臓と脳に与える深刻な影響とは?
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、体に大きな負担がかかる状態のことです。
暖かいリビングから→寒い脱衣所へ移動
急な寒さで血管が収縮し、血圧が急上昇します。心臓や脳に大きな負担がかかる状態です。
熱いお風呂に入る
熱により血管が急に広がり、血圧が急降下します。
この激しい血圧の変動は、心臓や脳に大きな負担をかけ、脳卒中や心筋梗塞、そして失神による溺水などの重篤な事故を引き起こす原因となります。 特に高齢者や、高血圧、糖尿病などの持病をお持ちの方は命に関わる危険性があるため、十分な注意が必要です。
血圧のジェットコースターを防ぐ!自宅で今すぐできる簡単3ステップ予防法
ご自宅でできるヒートショック予防のポイントは、家の中の「ヒヤッと」をなくし、血圧の急変動を防ぐことです。
1. 浴室・脱衣所を温める:事故の多い場所を安心空間に
最も事故が多い場所が浴室と脱衣所です。
入浴の5分前くらいから、小さな暖房器具(電気ストーブなど)で脱衣所を温めておきましょう。
浴槽のフタを開けておくだけでも、湯気で浴室全体が温まり、入浴時の寒さを和らげることができます。
シャワーを数分流し、湯気で空間を温めるのも効果的です。
2. 快適な入浴時間を守る:ぬるめのお湯で血管をいたわる
熱すぎるお湯は血管に急な負担をかけ、血圧変動を大きくします。
38℃~40℃程度のぬるめのお湯に、10分程度つかるのがおすすめです。
半身浴など、体への負担が少ない入浴法も有効です。
食後すぐや飲酒後の入浴は、血圧が変動しやすいので必ず避けましょう。
3. 部屋ごとの温度差を少なくする:廊下やトイレにも配慮を
リビングと比べて冷えがちな、トイレや廊下など、普段あまり暖房を使わない場所も要注意です。
短時間でも暖房を入れる、または小型の暖房器具を一時的に使用する。
厚手のスリッパや、すぐに羽織れる上着を常備し、移動の際に活用する。
移動時の体の冷えを防ぎ、家全体の温度差を少なくするよう工夫しましょう。
ヒートショックを防ぐポイントは、家の中の「ヒヤッと」をなくして、血圧のジェットコースターを防ぐことです。 これらの対策は、ご自身のお身体、ご家族の健康を守る大切な一歩です。これからの時期まだまだ冷え込みますのでみなさんも入浴の際などは意識して、安心した生活を送ってくださいね!



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