金木犀の香りに感じる秋の訪れ

外を歩いていると、ふわりと金木犀の香りが漂ってきました。どこからともなく香る甘く優しい香りに、秋の訪れを感じます。
ふと気がつけば、今年も残すところあと3か月。もう一年の四分の三が過ぎようとしているのだと思うと、時の流れの早さに驚きます。
「残りの3か月、どんなことをして過ごそうかな」 「自分にとって有意義な時間にするために、何ができるだろう」
そんなことを考えながら、今年一年を振り返ってみました。
今年は、自分自身を大切にしながら、楽しく過ごすことを心がけてきました。自分の時間だけでなく、子どもとの時間や日々の家事にもきちんと向き合い、その時々に自分ができることを一生懸命に取り組んできたつもりです。
毎日忙しく過ごしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。思うようにいかない日もあれば、少し余裕がなくなってしまう日もあります。それでも、目の前のことを一つひとつ大切にしてきた時間は、振り返ってみると自分にとってかけがえのないものなのだと感じます。
そんな中、金木犀の花言葉の一つに「謙虚」という言葉があることを思い出しました。
謙虚とは、ただ控えめに振る舞うことだけではなく、自分の考えにとらわれず、周囲の人の言葉に耳を傾けたり、自分を支えてくれる人への感謝を忘れなかったりすることでもあるのではないでしょうか。
自分なりに一生懸命に過ごしてきたつもりでも、知らず知らずのうちに自分の考えを優先してしまったり、誰かの優しさを当たり前のことのように感じてしまったりすることがあるかもしれません。
だからこそ、時には立ち止まって自分を振り返ることも大切なのだと思います。
今年の私は、謙虚な気持ちを忘れずに過ごせていたでしょうか。
そう問いかけてみると、まだまだ学ぶことはたくさんありそうです。自分を大切にすることと同じように、周囲の人を大切にすること。自分の頑張りだけでなく、支えてくれる人の存在にも目を向けること。そんな小さな心がけを、これからも大事にしていきたいと思いました。
この気づきは、日々の仕事にもつながっているように感じます。
クリニックの仕事も、一人の力だけで成り立つものではありません。スタッフ同士が支え合い、患者さんやご家族の思いに耳を傾け、地域の医療・介護関係者の皆さまと協力することで、より良い支援につながっていきます。
相手の立場に立って考えること、感謝の気持ちを忘れないこと、そして、いつもより良い方法がないかを考え続けること。そんな日々の積み重ねを大切にしていきたいと思います。
金木犀の香りが、忙しい毎日の中で立ち止まり、自分自身を振り返るきっかけをくれました。
今年も残り3か月。これまで頑張ってきた自分を大切にしながら、周囲への感謝と謙虚な気持ちを忘れず、一日一日を丁寧に過ごしていきたいと思います。
そして、日々の暮らしの中で感じる小さな幸せを大切にしながら、仕事でも一歩ずつ成長し、患者さんやご家族に安心していただけるクリニックづくりにつなげていけたらと思います。



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