5月12日はナイチンゲールの誕生日。私たちが「家」での看護を大切にする理由
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- 5月14日
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みなさん、こんにちは!!喜来です!
今週の5月12日(火)は、近代看護の母として知られるフローレンス・ナイチンゲールの誕生日でした。この日は彼女の功績を称え、世界中で「国際看護師の日」とされています。
看護師なら誰もが知る偉大な先駆者ですが、実は彼女が残した教えは、現代の「在宅医療」の現場にこそ深く息づいていると感じることがあります。
最高の治療薬は「住み慣れた環境」
ナイチンゲールは、その著書の中でこう述べています。
「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさを適切に保ち……患者の生命力の消耗を最小にするように整えることである」
病院という整った設備の中ではなく、患者さんが毎日を過ごす「家」の環境こそが、回復へのエネルギー(生命力)を引き出す鍵になる。彼女は100年以上前から、環境が心身に与える影響を説いていました。
私たちの訪問診療でも、同じことを実感する場面が多くあります。
病院では食が細かった方が、ご自宅の食卓でお気に入りの茶碗を使うと箸が進む。
窓から見える庭の景色や、ご家族の声、長年愛用した布団の温もり。
こうした「いつもの環境」が、どんなお薬よりも患者さんの心を穏やかにし、表情を明るくしてくれるのです。
------現代の「ランプを持った貴婦人」として------
クリミア戦争中、ナイチンゲールは夜通しランプを持って負傷兵を見回ったことから「ランプを持った貴婦人」と呼ばれました。
私たち訪問診療のスタッフ一同も、患者さんやご家族にとっての「安心の灯」でありたいと考えています。
「夜中に容体が悪くなったらどうしよう」
「家で介護を続けるのは不安……」
そんな暗闇のような不安の中にいる方々に、「私たちがついているから大丈夫ですよ」という光を届け続けることが、私たちの使命です。
ナイチンゲールの誕生日に寄せて、改めて自分の看護の原点を見つめ直すことができました。
医療は日々進化していますが、「その人らしく、心穏やかに過ごしてほしい」と願う看護の本質は、いつの時代も変わりません。
これからも、みなさまが住み慣れた家で、その人らしい時間を刻めるよう、精一杯サポートさせていただきます。



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